「堺市マイクロエンド」というキーワードと大きな関係があるのは、堺市内にある医療法人佑絢会C&Cナカイデンタルクリニックという病院です。

この病院でおこなっている治療の一つがマイクロエンドで、これは歯の根の部分におこなう治療のことです。

根尖性歯周炎を治療していて、根尖性歯周炎は歯根の先にある顎骨が溶けていく症状のことです。

この病気が起こるのは、過去に神経を取った歯です。

患者が痛みを感じることにより病気を自覚することもあれば、レントゲンやCTの撮影により、わかることもあります。

この病気の発症の原因となっているのは、虫歯ができた時に歯の中に入り込んだ細菌です。

細菌が根管の中にまで入ってしまうと、取り除くことが難しくなるため、こうした病気が発症する可能性があります。

根尖性歯周炎を治療する時にこの病院でポイントにしているのは、根の中に残存している細菌を徹底的に除去することです。

治療をしている時に、新しい細菌を根の中に入れないようにすることも、治療を成功させるためのポイントにしています。

これらの目的を達成するためにこの病院でおこなっているのは、アメリカの著名な大学の歯内療法学科のプロトコルに従ったマイクロエンド治療です。

このプロトコルの研修を修了した医師が診療を担当しています。

なお、自費治療としてこうした治療をこの病院ではおこなっています。

場合によっては歯根端切除術がおこなわれることもあり、悪い部分を外科的に除去することで治療する方法です。